自分のサイトやブログで商品を販売する仕組み
ドロップシッピングでは自分のサイトやブログで商品を販売しますが、ネットショップのように在庫を仕入れる必要はありません。
数百社以上の卸売業者から商品の画像や説明文が提供されていますので、これらを商品情報として掲載するだけです。
その際に上手なセールストークを載せて、販売会社のサイトにお客様を誘導していきます。
つまり、私たちは集客のみを行い、商品の仕入れ、梱包、発送、お客様からのお問い合わせなどは、ドロップシッピング会社が代行してくれます。
販売価格を自分で決めるために利益も自分次第
商品の販売価格は自分で決められますので、商品の卸値との差額が利益になります。
大手ドロップシッピング会社の体験談では、初月から売上170万円、現在は月1,000万円以上の売上をたたき出す人も紹介されています。
最初に仕組みを理解して、サイトを作りながら商品を載せる作業に時間を費やします。
集客がうまくできようになると、週に1時間程度の更新作業だけで、継続的な収入が発生するようになります。
月30万円稼ぐ人と稼げない人の違い
ドロップシッピングはアフィリエイトに似ていますが、商品の価格を自由に設定できることが特徴で、アフィリエイトが人気になった2006年頃に、次世代のアフィリエイトとして誕生しました。
アフィリエイトは商品が売れたら広告主から成果報酬が貰えますが、ドロップシッピングは自分で価格を決めているので、販売価格から仕入価格を引いた差額が利益になります。
その価格差でお得感を提供するよりも、いかにうまいキャッチセールスができるかが勝負となります。
自分の収益を高めるためには、利益を上乗せした価格を隠しながら、商品の良さを上手に伝えてきます。
ネットショップとドロップシッピングの違い
ドロップシッピングとはネットショップのオーナーでありながら、集客以外はドロップシッピング会社と卸売業者に任せるビジネスです。
ネットショップのオーナーになると「サイト運営、商品選定、商品の仕入れ、集客、販売、梱包、発送、集金、アフターフォロー」と大忙しです。
24時間営業の店舗を1つ運営する感覚ですが、これをドロップシッピング化することで「サイト運営、商品選定、集客」以外の作業がなくなります。
私たちは商品を選んで、販売価格を決めて、サイトに掲載するだけです。
販売委託を頼まれた代理店のような位置づけで、それ以外の作業は業者に任せることができます。
お客様が商品を選んで「購入する」を押したあとは、ドロップシッピング会社のサイトに飛んだりします。
そのため、私たちは集客をして、販売商品の良さをうまく伝えることに集中できます。
ドロップシッピングでは集客して、商品を販売するだけです。
特に過剰在庫リスクがないのでコストが0円で済みます。
副業でドロップシッピングを始める手順
まずはドロップシッピングが「ラクチン、手軽、片手間」に稼げる副業だと思わずに、1つの店舗をオープンする感覚で作業を始めましょう。
ネットでは何でも屋さんはダメです。
稼いでいるサイトは「禁煙したい人全般」ではなく、「禁煙したいけどできない20代の女性」というようにターゲットを絞っています。
仮に禁煙のサイトを作るなら、ニコチンガム、禁煙補助パッド、電子タバコなど、各商品のメリットとデメリットを解説して、体験談や写真も掲載することで立派なサイトが完成します。
この一連の作業を楽しいと感じることが成功への秘訣でしょう。
ドロップシッピングを始める手順
まずは自分のサイトに好きな商品を載せることを目標にしましょう。
ドロップシッピングの商品を仲介してくれるサービスの会員に登録します。
グルメ、ブランド、家電、生活雑貨などの多数の商品から掲載したい商品を選びます。
その商品のHTMLコードをそのまま自分のサイトに貼り付ければ、商品の情報が表示されます。
自分のサイトを持っていない人は1から作らないといけませんが、多くのドロップシッピング会社はサイト制作の手助けをしてくれるサービスが充実しています。
納得のいくサイトが完成したら、次に訪問者を増やす対策をします。
これも検索順位を上げるセミナーなどが各社で開かれているので、積極的に参加してみましょう。
ドロップシッピングはアフィリエイトを進化させた仕組みです。
アフィリエイトは広告を貼るだけでしたが、ドロップシッピングが価格設定を自分で決められます。
そのため、本当の店舗に近い感覚ですので、それなりのノウハウをしっかりと勉強しないと稼げません。
その分、見返りも期待できますし、訪問者数が増えると、あなたが仕事中や旅行中でも自動的に収入を運んでくれます。