企業がたくさんの個人に仕事を依頼する
数年前から新しい自宅でできるバイトのスタイルとして注目されている副業が「クラウドソーシング」です。
クラウドはcloud(雲)ではなくcrowd(群衆)という意味で、ソーシングはsourcing(業務委託)になります。
crowd(群衆)+sourcing(業務委託)=クラウドソーシング
これまでも社内でこなせない仕事を外部に発注するアウトソーシングが、一般的な業務委託の方法として確立していましたが、さらにその裾野を個人や小規模な組織にまで広げたスタイルがクラウドソーシングです。
クラウドソーシングを始めるときは、ネット上に展開されているクラウドソーシングサービスを利用します。
そこでは法人や個人を問わず、誰かが「○○をしてください」と発注した案件が掲載されていて、その案件ごとに私たちが応募する仕組みです。
もしくは私たちが「○○をします」と実績を登録することで、誰かが仕事を依頼してくれます。
平均収入と労働時間は仕事の内容次第
クラウドソーシングサービスに登録される案件の内容は
- ライターとして記事を執筆する仕事:1記事100~1,000円
- 旅行のプランを企画:500円
- スマホアプリのテストユーザー:3,000円など
幅が広く多種多様です。
労働時間も案件次第で変わります。
クリエイティブ系のイラスト作成などであれば、1時間程度でできる案件もありますし、企業のロゴ作成では悩むと1日を要することもあります。
クラウドソーシングで扱われている仕事は非常に多種多様
データ整理や経理のような事務的な仕事もありますが、サイトデザインから中規模なプログラミングまで、クリエイティブ系の仕事が並びます。
その一方で恋愛相談やデートプランの作成など、わりと大衆的な案件を扱っているクラウドソーシングサービスもあります。
クラウドソーシングの単価は、一般的な価格よりも低めに設定されがちですが、私たちは営業をせず、ミーティングも不要で、在宅だけで好きな時間に仕事ができるため、わりに合わないと感じる人は少数派です。
副業でクラウドソーシングを始める手順
クラウドソーシングで稼ぐまでの流れは、とてもシンプルです。
- 実際に仕事をする私たちが、クラウドソーシングサービスを閲覧して、自分のできる仕事が掲載されていれば、その仕事に応募
- クラウドソーシングサービスでは仕事を発注したい企業が「仕事の募集」という形で情報を掲載
- スマホやパソコンで「クラウドソーシング」や「クラウドワーキング」と検索
- クラウドワークス、ココナラ、ランサーズなどのクラウドソーシングサービスを運営する企業が見つかります。
- そこに会員登録をして、自分が得意なスキルをアピール
- それと同時に案件を探して応募
- 複数のクラウドソーシングサービスに登録すると、より仕事が見つかりやすくなります。
- 案件が受注できたら、期日までに納品
- 報酬は確認作業を経て、近日中、または即時に振り込まれます。
1つのクラウドソーシングサービスだけでは、依頼主が限られており、案件を受注できる確率も低くなりますが、複数のクラウドソーシングサービスに申し込んでおけば、何らかのアクションを受けやすくなります。
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